仮想通貨のナンバー1はずっとビットコインなのか。
イーサリアムへ投資して3年間、その進化を見続けてイーサリアムがビットコインを逆転する可能性を強く感じました。
この記事ではその要因を解説していきます。あなたの投資対象が変わるかもしれないので最後まで見ていってください。
イーサリアムとビットコインの立ち位置
仮想通貨といえばビットコインで、それ以外はアルトコイン(Alternative coinの略称)と大別されてます。
まず仮想通貨とは何なのか、そしてビットコインとイーサリアムの概要と立ち位置を解説します。
仮想通貨とはデジタル通貨
仮想通貨は電子データでやり取りされる通貨。
法律で「強制通用力」を持つ法定通貨(円やドル)とは違って実体を持たず、銀行ではなくインターネット上で取引されます。
そのため、金融機関を通さずに世界中に早く送金できるのが特徴です。
強制通用力:額面で最終決済手段として認められる効力(債務者が支払いのために使う場合、受け取り側は拒否できない)
ビットコインの概要
ビットコインは世界で初めての仮想通貨。
2008年にサトシナカモトという人物がインターネット上で公表して市場に出てきました。
仮想通貨の元祖とも言え、基軸通貨になってます。知名度や取引量、時価総額でもナンバー1。
決済手段というより価値の保存の面で存在感が出てきており、これを担保に融資を受けるといった使い方もされています。
「デジタルゴールド」の異名通り、新しい資産として普及していくと見ています。
イーサリアムの概要
イーサリアムはアルトコインの中でトップ。
ロシア人のヴィダック・ブリテン氏が開発し、プレセールが2014年で正式リリースは2015年。
イーサリアムとはプラットフォームのことで、ブロックチェーン上で様々なサービスやアプリを展開できます。
その中で使う仮想通貨がイーサ(Ether)で、時価総額は2位です。
ブロックチェーン上で契約を自動で行うスマートコントラクトが最大の特徴。
スマートコントラクトのメリット3選・注意点も徹底解説 | クロノクリプト (kuronocrypto.com)
イーサリアムの躍進
これまで仮想通貨市場はビットコインに連動して価格が動いていました。
その傾向は今もあるけど、2021年に急伸して仮想通貨市場を引っ張ったのはイーサリアム。
同年流行したNFTもイーサリアムが利用されています。
2022年にもMergeという大型アップデートを成功させ、話題性でもビットコイン以上でした。
ソラナやポルカドットなどライバル達との差も明確になった感があります。
ハッキリ言っていま最も活用されて結果を出しているのはイーサリアム。
データで見るフリップニングの可能性
ビットコインの時価総額をイーサリアムが追い抜く事をフリップニング(ひっくり返る)と言い、投資家間の一部で言及されています。僕もそう考える一人なので、その理由を説明します。
時価総額からの考察
上の表は2022年10月の仮想通貨の時価総額ランキングです。
時価総額:市場価格×発行数量
時価総額2位のイーサリアムは1位のビットコインの44%程。
しかし、2021年1月時点では15%だったので、その差はぐんと縮まっています。
シェアからの考察
上グラフはビットコインの所有先割合を表したものです。2社で半分近くを占めています。
続いてイーサリアムのグラフ。ビットコインより分散されているのが分かります。
イーサリアムは集権化していると一部で言われているけど、実際はそうではない。
1年間の開発状況
2021年10月から1年間の開発状況を比較してみました。今回はイーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の他に時価総額15位のトロン(TRX)も入れてみました。
白いブロックが空白を表していて、オワコン草コインや詐欺コインは真っ白。
イーサリアムは世界中の才能が寄ってたかって開発しています。この活況さが将来性の証明です。
今後のイーサリアムの展望
本記事ではイーサリアムとビットコインを比較して、フリップニングの可能性について説明しました。
仮想通貨にはそれぞれファンがいて、感情でそれぞれのコインを応援するケースがあります。
Twitterでも根拠のない意見がほんとに多い。
データと照らし合わせればイーサリアムの優位性は高く、あなたが興味を持ってくれて調べてみても同じ結果になるでしょう。
ビットコインがナンバー1という考えをアップデートしてみてください。